![]() | 決壊 上巻 (2008/06/26) 平野 啓一郎 商品詳細を見る |
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(2冊並べてみると、装丁が粋ですね)
何度か読むのが辛くなりながらも、やっと読了しました。
すごい話でした。
現実に起こりそうな話だし。
うちの長男と同じ中2の子どもたちが出て来てくるので
みょうにリアリティを感じてしまったし。
予想外のラストでしたが・・・
人間の弱さが(強さもですかねー)よく描かれていると思いました。
それであのラストにしたのかな。
前の記事で、
>一番興味を持ったのは、殺された被害者は、
>家族にも言えない悩みをブログで見知らぬ第三者に相談していて、
>そのブログを妻が盗み読みしていた、というところかな。
と書いたのですが、その奥さんは、他人に成りすまして、
夫のブログにコメントを付けていたというところが
またフクザツだよなぁと。
インターネットの普及により、人間は、昔より
良好な人間関係を築きにくくなっているのかもしれないなぁ。
「メールの方が伝えやすい」っていう場合があると思うのだけれど、
メールが無かった頃は、伝えにくいことも、無理して(がんばって)
口で(または手紙で)伝えていたわけで、
「気持ち」が相手に直に伝わっていたと思うのです。
実際、メールやブログの文章では、
「伝わらないなぁ」って思うことがあるし、
相手の気分で、曲解して取られることもあって
(自分の文章力の低さのせいもあるのですが)、
むずかしいなぁと思うのですよね。
メールではそっけなくても、実際にしゃべってみたら、
イメージが全然違ったりすることもありますよね。
メールやネットはたしかに便利だし、
日常生活には不可欠のものになってしまっているけれど、
「道具」以上のものにならないようにしないと
(特に子どもたちにとっては)って
あらためて思ってしまいました。
実際に痛い目に遭わないと、ネットの怖さって
わからないかな、と思うのですけどね。




































