ひさしぶりに映画館で観て来ました♪
少し前のトピで紹介した作品ですが、もう1回あらすじを。
「サムサッカー」とは、"thumbsucker" 17才になっても「親指を吸う」ジャスティン(ルー・プッチ)のお話です。
大人達の勧めで、催眠術や抗うつ剤などを次々と試すのですが、はたして彼は指しゃぶりをやめることができるのでしょうか? 自分に自信を持てるようになれるのでしょうか?? と、前回書いていますが、「抗うつ剤」のくだり、学校の先生に「お子さんはADHD(注意欠陥多動性障害)です。」と言われ、薬物療法を勧められてしまうのです。(ADHDだって17才までわからないわけないやん!もっと小さい頃に疑うものではありませぬか?「病気だからしょうがない」「病気だから薬で治しましょう」なんて、先生たちの安易さにがっくしきてしまいましたよー。)で、この薬、「コカインと3つしか分子が違わない」、要はドラッグまがいのシロモノなのですね。怖いのですねー。(そういえば、この薬物療法がアメリカで問題になっている、という記事を新聞で読んだことがあったっけ・・・)
ジャスティンは、「頭がハッキリする。僕は生まれ変わったんだー!」と喜び、学校のディベート部でも大活躍するようになるんだけど、大きな大会でコケちゃって、次はマリファナにはまってしまうのでした・・・
と、こんな感じで「イタイ」ジャスティンを始め、「イタイ」人がたくさん出て来ます。世の中、そんなもんですよね。
一番、「イタイなー」と思ってしまったのは、ジャスティンの、いつも沈着冷静な弟。
「みんなお兄ちゃんのことが心配でしょうがないから、ぼくはしっかりしていないといけなかったんだ」
くー(>_<)
この作品を観て、「自分を、他人を、受け入れる」ことが、幸せへの第1歩なんじゃないかな?って思いました。
ジャスティンの指しゃぶりは治らなかったんだけど、「指しゃぶりをしてしまう自分」を受け入れられるようになり、ラストシーンで、NYの街を疾走して行く彼の姿には爽快感が漂っていました。(さすがマイク・ミルズ、ビデオクリップにでもしたいようなすてきなショットでしたよ〜)
ジャスティン役のルー・プッチ、新人だそうですが、ジャスティン役は彼しかない、って思えるくらい、はまっていました^^
(実際、映画デビュー作が主役だったりしたら、ジャスティンくらいナーヴァスになりそうだよね)
音楽も、叙情的で繊細な曲が映画にぴったりマッチしていました。
↑ 試聴できますが、ゴメンナサイ。最後の1枚買っちゃいました(^_^;)
(追記)kouyouさんにコメントをいただいて、思い出したのがこの本です。
「ライナスの毛布」を持っている子に読んであげてくださいね。
ところで、この作品には、ティルダ・スウィントンがジャスティンのお母さん役で出ているのですが、「ナルニア国ものがたり」の氷の魔女はすごーく恐かったけど、すてきな方ですねー。(いやもちろん、氷の魔女もすてきでしたが)
TVドラマの俳優にぞっこんで、コーンフレークスの、その俳優に会えるというキャンペーンに応募しようとして、息子に突っ込まれているようなお母さんの役です(^_^;)
そういえば、「猟人日記」でもお母さん役だったなぁ。
この作品で、2003年英国インディペンデント賞の主演女優賞を受賞しているそうですよ。
以下、気になる映画の覚え書きです
「ブラザーズ・オブ・ザ・ヘッド」 結合体双生児ロックバンド ザ・バンバン '75年、英国で衝撃デビュー!(これって実話じゃないよね?)
「ダーウィンの悪夢」 一匹の魚から始まる悪夢のグローバリゼーション(ドキュメンタリーです)